TOP画像

即日借入が出来るところが一番魅力的じゃないか

知り合いに弁護士をやっている男がいる。その男は苦労人で3回も司法試験に落ちて、やっと合格できたという男だ。俺は知人ながらも誇りに思うし、自慢の友達だ。しかし彼の正義感は時として間違った方向に進みやすい。世の中には善と悪、白か黒かではっきりと分かれるものばかりではないのだ。それが彼にとっては歯がゆいのかもしれない。

一度こういうことがあった。彼と飲みに行こうという話になって、飲みに行くお金がちょうど無かったので、キャッシングを使って借りることにしたのだ。たかだか1万円で次の日にお金を返す予定だったので、たいして心配していなかった。しかし彼にそのことを話すと、すぐにそのお金を返してこいと怒っていたのだ。彼にとっては消費者金融は悪という考えなのかもしれない。

しかし俺のような社会の底辺にいる人間にとっては、消費者金融の機能というのは非常にありがたいのだ。毎月決まったときに給料がもらえるわけではなく、現場も雨が降れば休みになる。そんな不安定な仕事をしている私達にとって、即日借入ができるのは消費者金融だけなのだ。そしてその即日借りられることで、どれだけ助かってきたか、それを彼に説明した。

彼は説明には納得してくれたようだが、まだ顔は怒っていた。どうやらなぜ飲みに行くお金が無いからと言って消費者金融に頼ったのか、自分にお金を借りるという選択肢はなかったのか、そこまで自分は便りにならないのか、と怒っているようだった。確かに、持つべき友人がいるなら即日借入出来る消費者金融よりも先に、便りにすべきだったのかもしれない。

そこは彼の言うとおりなので反省し、二人で仲直りの乾杯をしてから、おいしい酒を飲むことが出来た。

このページの先頭へ